アメリカ発の悲劇。。。なぜサブプライムローン問題は起こったのか

世界をひっくり返す大事件の契機とは

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サブプライムローンとは

サブプライムローンとは、アメリカで2001年〜2007年ごろまで流行っていた、信用力のない人向けの住宅ローンのことです。

通常なら銀行から融資を受けることが難しいような収入の不安定な人々にも、当時のアメリカの銀行は積極的に融資をしていました。

当時不動産価格が高騰しており、銀行としても返済が滞っても住宅を売却させれば問題ないと考えていたのです。融資される側の人々も、同様に家は価格が更に高騰したら売却しようと考えていました。

サブプライムローンの特徴として、家を売却すれば残りのローンが免除されるという条件があったのです。

夢のローンの崩壊

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当然の結果として、元々構造上かなり無理のあったサブプライムローンはあっさり崩壊を迎えたのでした。

2007年、住宅価格は景気の悪化に伴い下降し始めてしまいました。

サブプライムローン利用していた人々は一斉に家を売却し、ローンを回収できずに大量の債務を抱えた大手証券会社のリーマン・ブラザーズは倒産。全世界の株式市場に甚大なショックを与え、株価が一斉に大暴落しました。これがいわゆる”リーマンショック”です。

サブプライムローン問題がFXに与えた影響とは

サブプライムローン問題は急激な円高を引き起こしました。

その原因は円キャリートレードと呼ばれる投資スタイルにあると言われています。

円キャリートレードとは、金利が低い円でお金を調達、それを高金利の外貨に交換して運用する投資スタイルを指します。

サブプライムローン問題が起きるまでは円キャリートレードが多く利用されており、その結果として円安傾向にありました。

しかしサブプライムローン問題により、精算のために借りていた円を返済しようと、海外通貨を円を交換するために円が多く買われ、円高が発生したのです。

その結果、急激に円高が進み、FXのトレードにも多大な影響が出たのでした。

アベノミクスでの明暗はFXでも当然ありました。。。

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アベノミクスでFXはどうなった?

アベノミクスとは

安倍首相の第二次内閣における一連の経済政策はアベノミクスと呼ばれています。これにより、一時期1ドル80円を切っていた円高相場が、1ドル120円程度と、右肩上がりで円安が進んでいきました。この円安相場は今後も中長期的につづ行くと予想されています。

この急激に円安化は当然、FX取引に多大な影響を与え、FXトレーダーの明暗を大きく分けることとなりました。

はっきりと分かれた明暗

ザイFX「世界一やさしいFX超入門」によると、アベノミクスで儲かったか?という質問に対し、下のような結果になったそうです。

かなり儲かった・・・9.7%

儲かった・・・48.8%

トントン・・・18.8%

損した・・・10.6%

かなり損した・・・12.%

アベノミクスで得した人

タレントのボビーオロゴンがアベノミクスに乗じてFXで大儲けし、千葉県に豪邸を購入したのは割と有名なニュースですよね。

円安を長期的なトレンドと読み、順張りした人たちは、少なからず儲けを得たのではないでしょうか。

アベノミクスで損した人

アベノミクスで円安が起きることは予想はできても、それが一時的なものであると判断して、逆張りして円を売ってドルを買った人などが多額の損失を出してしまったようです。

まとめ

2年程度で数十円の円安をもたらしたアベノミクス。

それだけに、FXトレーダーへの影響は計り知れないほど大きかったようです。

もちろん、為替相場の動向を正確に予測するのは困難ですが、時には自分の普段のやり方を変えて大きなトレンドに乗ってみるのも一つの手段ではないでしょうか。