中国バブル崩壊。FXへの影響

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為替はもはや中国の影響を避けられない

暴落した中国株

2015年夏、上海市場の株価暴落が世界中の為替に影響を与え、世界同時株安となりました。

なぜ上海市場の株価は下落したのでしょうか。

もちろん様々な原因はありますが、一言でいうと「中国バブルが崩壊した」と説明できるでしょう。

中国バブル崩壊のメカニズム

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投資家の8割が個人投資家といわれている中国における株バブルの構造は以下のようなものでした。

  1. 政府が個人投資家に株を購入するよう促す
  2. 多くの個人投資家が株を購入する
  3. 結果として株価が上昇する
  4. 中国の個人投資家に「株価は上がっていくもの」というイメージができる
  5. さらに株が買われていく
  6. 株価がどんどん上がっていく

今まではこのような循環で株価は上昇の一途をたどっていましたが、中国当局の信用取引の規制やギリシャ問題が引き金となり、「上がりすぎた株価は下がる」という各国共通の市場メカニズムが上海市場にも適用されることとなりました。

結果、株価は下がることとなったのですが、今まで実勢以上に株価が高まっていたこともあり、その下がり幅も大きなものになりました。これが、中国バブルの崩壊です。

そして、世界2位のGDPを誇る経済大国に成長した中国の株価下落は当然世界中にショックを与え、世界同時株安を引き起こしたのです。

中国政府は積極的に市場介入し、一時は元の水準に近い株価を取り戻しましたが、中国の経済が低迷期に入るかもしれないという世界中の不安を拭うことはできませんでした。

為替、FXへの影響とは

では、中国バブルの崩壊で今後の為替にどのような影響が出るのでしょうか。

まず考えられるのが、中国との経済関係の深い国へのダメージ。

ただその中でも日本とアメリカに関してはそもそもの経済規模が大きいのでダメージは限定的と考えられます。

もっとも経済状況が心配されるのが韓国やオーストラリア、ニュージーランドといった東アジア、オセアニア圏です。

よって、ウォンや豪ドル、NZドルの動向には注意が必要かもしれません。

また、中国の不況が世界中に影響が及び世界不況となった場合、日本円は円安ではなく円高に働く可能性が高いので、こちらも注意しましょう。

まとめ

かつては計画経済で株価の状況があまり注目されていなかった中国。

しかし、もはやバブルの崩壊など今後その動向はFXに大きな影響を与えるのは確実であり、どの通貨で売買をしていたとしても、中国経済の動向は注視していくことは必須であると言えるでしょう。

 

 

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