南アフリカランドの謎の大暴落。誰もが驚いたその原因とは

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FX業者1社だけの暴落?

南アフリカランドに何が起きたのか

2009年、日本のFXトレーダーを驚かせた事件がありました。

くりっく365において、11.5円程度で動いていた南アフリカランド/円が、わずか数分で8.5円まで大暴落したのです。下げ幅としては3円ですが、米ドル/円換算でいうと約30円相当の大暴落ということになります。

この大暴落を目の当たりにした瞬間、マイナー通貨のリスクの大きさを痛感したトレーダーも多かったそうです。

南アフリカで何か大事件が起きたのでしょうか。

実は、特に南アフリカで何かが起きたということではありませんでした。

では何があったのでしょうか。

大暴落していたチャートは一つだけ

当時、くりっく365の南アフリカランド大暴落を見ていたトレーダーは大きなショックを受けましたが、この暴落は何かの謝りに違いないという事実に多くの人がすぐに気づきました。

他の大手FX業者などのチャートではこのような異常値は示されておらず、南アフリカランドの大暴落を表示していたのはくりっく365のチャートのみだったからです。

くりっく365が実際のレートからかけ離れた暴落を伝えてしまったのですが、その原因はくりっく365のマーケットメーカーであるコメルツ銀行が、実勢より大幅に安い買値を提示したことにありました。

くりっく365は当初、このレートはマーケットメーカーの提示したものを反映したものであり、異常値ではないことを強調していました。しかし数日後レートの異常を認め、救済措置をとるに至ったのでした。

まとめ

最終的には救済措置が取られたとはいえ、多くのFXトレーダーを動揺させた南アフリカランド大暴落事件。

FXの世界ではやはり絶対の信頼を置けるものは何もないということをおおくの人々に強く実感させる結果になってしまいました。

不測の事態に備え、目の前の取引だけでなく、FX界全体を取り巻いている状況も日々チェックしておくようにしましょう。

 

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