東日本大震災。FXなんてするんじゃなかった。

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未曾有の大災害でFXはどうなった?

3.11の被害は被災地だけではなかった

2011年3月11日、東日本大震災が発生しました。この地震で東北地方を中心に甚大な被害が発生し、多くの被害者が出ました。

この震災やそれに伴う原発事後は地震による直接的な被害だけでなく、経済にも大きな影響を与えています。

FXももちろん、その例外ではありませんでした。

為替が急激に円高に動いたのです。

震災に伴い、予想できない為替の動きの連続で大きな損失を出すトレーダーが続出しました。

なぜ円高に動いたのか?

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一般的に、通貨価値はその国の国力や経済状況に比例して上昇すると言われています。そう考えると、大地震のような自然災害があれば当然経済状況は悪化するため、為替は円安に動くと考えるのが自然でしょう。実際、震災後に円安を予想し円を買ったトレーダーが多くいました。

しかし、確かに震災の直後は円の価値がさがったものの円安のトレンドは長く続かず、すぐに大幅な円高に転じる結果となりました。

では、なぜ東日本大震災の後為替は円高に動いたのでしょうか。

様々な説がありますが、主なものは以下の通りです。

①単に従来の円高傾向が継続した

当時、リーマンショックやヨーロッパ危機の影響により円高のトレンドが続いており、一時的に円安になった後も、そのトレンドから抜けきれなかったという見方です。

②レパトリエーションがおきた

本国に資金が還流することをレパトリエーションといいますが、多くの日本企業は震災という有事をうけ、円を手に入れるために外貨を売りました。そのトレンドを予測して投機筋も円を買う動きをとり、それらが相まって円高が進んだと言われています。

③日銀が買いオペを行った

震災直後は円安となっていますが、地震の3日後から日銀が買いオペを実行し、10兆円を超える規模の資金提供が行われました。目的は株価暴落を防ぐことにあったと言われており、実際に結果として株価は安定しました。そしてその買いオペが円高に繋がったと考えられています。

まとめ

多くのトレーダーが予想を外し大損をした東日本大震災。確かに一般的に言われている原則を守ることも必要ですが、冷静に現在の状況を分析し考えてトレードができるに越したことはないかもしれません。

もっとも、地震のような災害が起きないことが何よりも望ましいですね。

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