世界を巻き込んだ大恐慌。FX界を震撼させた大事件

100年に一度の大不況がFXに与えた影響とは

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リーマンショックとは

ご存知の方も多いかと思いますが、2008年アメリカの大手証券会社リーマン・ブラザーズの破産によって引き起こされた世界的な大恐慌のことです。

(リーマン・ブラザーズの破産を引き起こしたサブプライムローン問題はこちらの記事で詳しく解説しています。)

リーマンショックは100年にの大不況と呼ばれており、世界中の為替を激しく変動させました。特に、円高が急激に進み、リーマンショック前は110円前後で推していたドル円は、リーマンショック後には乱高下しながら2012年には75円を割り込む水準までになりました。

これほどまでのドル円の下げ幅は極めて異例であり、FXに与えた影響は計り知れないほどのものでした。

円高の諸要因

なぜ、これほどまでに急激に、そして大幅に円高が進んでしまったのでしょうか。

その要因は複数あると言われていますが、主なものは以下の2点であると言われています。

  • 日本が低金利だったこと

リーマンショックにより経済危機に陥った各国は金利政策の一環として金利を下げる政策をとりました。金利を下げると、その国の通貨は売られ、通貨価値が下がるので、結果として主要先進国の通貨価値は下がる結果となりました。しかし日本は長年ゼロ金利政策をとっており、これ以上金利を下げる余地がなかったため、日本円に買いが集中したのです。

  • 円が安全資産として見られていたこと

確かに日本は借金の多い国ではありますが、借金を日本国債というかたちで国内で賄っており、さらに経常収支が黒字であることなどから日本円は比較的安全資産と見られています。その結果、リーマンショック後は消去法的に日本円が多く買われました。

上記が原因となって、日本円が買われ続け、最終的にドル円が75円を切るという事態にまで発展したのです。

まとめ

リーマンショック以前は長い間円安傾向であり、それがしばらくは続くと誰もが信じていました。FXも円で高金利の通貨を買い、スワップポインドをもらいながら円安を見守り続けるという方も多かったのですが、リーマンショックにより多くのトレーダーの計算が狂ったことでしょう。

リーマンショックの混乱からわかるように、FXトレードをする際には、為替のリスクにも注目し続けることが必要です。

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